温泉浴用剤
アルカリ

● アルカリ性単純泉とは〈参考〉

 

温泉水1Kg中に含有成分1000mgに満たないもので、pH8.5以上のものをアルカリ性単純泉と呼んでい

ます。

肌触りが柔らかくヌルヌル感が有り癖のない、無色透明無味無臭の温泉です。

松山県道後温泉、岐阜県下呂温泉、長野県鹿教温泉などがあります。


白濁

●硫黄泉(白濁)とは〈参考〉

 

硫黄が多く含まれる温泉。単純硫黄型と硫化水素型に大別され、日本では比較的多く好まれる泉質で

す。卵の腐敗臭に似た有の臭いは、硫化水素によるものです。この泉質は栃木県光湯元温泉、群馬県草

津温泉などがあります。


鉄泉

●含鉄泉とは〈参考〉

 

鉄を含む温泉。水中の鉄分が空気に触れる事によって酸化するため、湯の色は茶褐色です。炭酸水素塩系のものと硫酸塩系のものがあり、この泉質の温泉では保湿効果が高いので、体がよく温まります。兵庫県有馬温泉などがあります。


モール

●モール温泉とは〈参考〉

 

モール温泉とは、ドイツ語で亜炭などを指し植物性腐食質などの有機物を含み、正式な温泉分類でなく19世紀はじめドイツでモール浴用法が流行し、十勝川付近から湧出している温泉が似ているため、いつの頃からかモール温泉と呼びました。

泉質が植物性のため天然保湿成分が多く含まれ、化粧水の効果が有り入浴後肌がスベスベとします。

北海道十勝川温泉、ドイツ南西部地区などがあります。